ミッションやビジョンは、事業戦略の基本になるものです。事業戦略作りの研修の際には、ミッションやビジョンをまず検討します。 ミッションやビジョンにはどのようなことが書かれていないといけないのでしょうか。 ミッションは、その企業がある限り社会に対して提供し続けること(使命)を明確に示したものと考えています。そしてビジョンはそれを具体的に表現したものです。 (ミッションとビジョンの関係については、さまざまな考え方があり、まずビジョンありきで、ミッションを考えるという考え方もあります。私は、上記のようにミッションがあって、それを明確に示したものをビジョンと考えておりますが、どちらの考え方もありだと思います。) では、ミッションやビジョンで表現すべき要素はどのようなものでしょうか。ケン・ブランチャードとジェシー・ストーナーは、「ザ・ビジョン」(原題は、FULL STREAM AHEAD)で、以下の3つの基本要素が必要だと言っています。
その事業の「目的」は何なのか。なぜこの事業をやるのか。これはやはり基本ですね。
次に「バリューズ(価値観)」、信念や理想であり、どのように行動して目的を達成するのか。事業に参加する人々の価値観が共有化されていれば、行動にブレが生じません。
そして、最終結果のイメージである「未来のイメージ」、将来のあるべき姿、創り出したいものを描きます。
確かにこの三つが明確になっていると、永続的な事業の進展が得られそうに感じます。
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