プログラム・マネージャー(PM)の育成・活躍推進プログラム  (2018.05.11)   ~組織マネジメント・リスクマネジメント~

 科学技術振興機構の「プログラム・マネージャー(PM)の育成・活躍推進プログラム」で、組織マネジメントをお話しさせていただきました。この講座は、4期目を迎えており、今期は2017年10月から始まっております。これまでは知識を習得することが中心でしたが、ちょうど中間の時期を迎え、いよいよご自身のテーマの具体的検討に向けて、関係者(ステークホルダー)を洗い出し、チームをつくって活動を本格化する時期に実施させていただきました。

  この講座は、科学技術振興機構がネットワーク型研究所としての取り組みを生かし、橋渡し機能強化の要望・期待に応えるため、平成27年度より、プログラム・マネージャーを育成するための「プログラム・マネージャー(PM)の育成・活躍推進プログラム」として、創設されたものです。 

▼講座の概要

 私の担当部分である「組織マネジメント」では、まずは、組織とプログラム&プロジェクトについて、以下の3点をお話しました。
 ・プログラム&プロジェクトにおける組織と定常組織
 ・プロジェクトマネジメント・オフィス
 ・プロジェクトチーム

 ここでは、自己認識と相互認識に基づいてチーム作りの演習を実施していただきました。

 続いて、組織成熟度、関係性マネジメントについて、関係性設計、ステークホルダーマネジメント、関係性構築・維持、再構築の概要をお話しして、想定テーマにおけるステークホルダー分析と関係性の設計を演習していただきました。

  最後に、戦略的アライアンス、コミュニティ、マネジャーに必要な実践力についてお話をして、まとめの演習をいただきました。 

 いずれもプログラム&プロジェクトマネジメント(P2M)に基づいて、進めさせていただきました。 

ご参加の皆様は、これまでもグループでの演習を進めておいででしたが、今回の自己認識・相互認識により各人の行動特性について、ご理解が進んだことにより、議論が活発になったようです。今後は、研修の場以外でも活発な情報共有により、多様性を活用したイノベーションの創出を進めていただけるようにお願いして、私の講座のまとめとさせていただきました。


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