横浜市経済局が主催し、一般社団法人Work Design Labが運営された「横浜イノベーターまつり in 関内」に参加させていただきました。
17時から21時過ぎまで(さらにそのあとに交流会あり)の長時間イベントでしたが、第一部(3セッション)、林横浜市長の宣言、第二部(2セッション)と内容はとても密な集まりでした。会場は立ち席までできる満員状態での開催で、皆さんの興味の大きさを感じました。
第一部は3つのセッションで実施されました。
まずは、世界につながる“イノベーション都市 横浜”と題して、ジェトロ(日本貿易振興機構)高島大浩氏、横浜国立大学大学院 国際社会科学研究院/先端科学高等 研究院 教授 真鍋 誠司氏、横浜市経済局長 林 琢己氏の3氏によるプレゼンテーションとパネルディスカッションが行われました。最後のまとめでは、横浜市は世界に開かれたオープンな環境を持っていること、この利点を生かしながら、多様性を重視し、成果生み出す新結合を生み出していくことを提言されました。
続いて、起業家の皆さんと大企業のイノベーション部門からの横浜市の魅力についてパネルディスカッションが行われました。前半は、「関内の起業家 3 名(中小規模企業の視点から)」の代表の皆さんによるトークセッション、後半は、「MM21地区のオープンイノベーション拠点担当者3名(大企業内のイノベーション担当者の視点から)」によるトークセッションが行われました。それぞれの視点から横浜市に立地する利点や横浜市への期待をお話しいただきました。ここでは、横浜市は歴史とおしゃれというブランドを持ち、コンパクトで何でもあるという魅力が語られました。大企業の皆さんからは、お客様の感度が高いところやみなとみらいがイノベーションの集積地化していることの魅力などをお話しいただきました。
第一部が終了して、横浜市の市長である林氏から「イノベーション都市 横浜」宣言が実施されて、イノベーション創出を目指すコミュニティへの「さらなる参画呼びかけ」、「参加者との全体記念撮影」が行われました。
第二部 は「サラリーマン・イノベーターの集い」となり、トークセッション テーマ「組織の枠を越えたプロジェクトからビジネスを創る」 西日本電信電話株式会社 ビジネスデザイン部 オープンイノベーション推進室 室長 中村 正敏氏とGeorge & Shaun, LLC 代表 CEO/日本オラクル株式会社 シニアマネジャー 井上 憲氏によるプレゼンテーションとパネルディスカッション、さらに質疑応答と長時間になる中でも熱気は衰えずという状況でした。最後は、横浜市経済局から「ヨコハマ・イノベーターズ・コミュニティ(仮称)の今後について」さらにすでに活動を進めておいでの皆さんからの3事例のご紹介があり、予定の時間をオーバーしての終了となりました。
その後は、会場の椅子を片付けて、交流会となり、会場の時間いっぱいまで交流が行われて、盛況のまま終了となりました。
私は、埼玉県に会社も住居もありますので、この活発さがうらやましく感じました。横浜という地の利の良さが感じられる集まりでした。とはいえ、埼玉からも1本の電車で行けますし、私自身は、パナソニック時代には綱島や佐江戸にも通っておりましたので、横浜には親近感が沸きます。さらには、昨年末(2018年12月14日)には横浜市様で、システム×デザイン研修を実施させていただきました御縁や、日吉にあります慶應義塾大学SDMで非常勤講師をさせていただいていることなど横浜市とはつながりも多いです。名前も濱ですしね。
これからもさまざまな形で、参加していきたいと考えております。
▼横浜市経済局の案内資料
▼第二部のグラフィックレコーディング(本園大介氏作成)
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