以前から担当させていただいております「プログラム・マネージャー(PM)育成・活躍推進プログラム」の2019年度(第5期)において、「プログラムデザイン」の講座を担当させていただきました。
この取り組みは、第1ステージと第2ステージがあり、企業、大学、研究機関にご所属の皆さんが参加されます。イノベーションの可能性に富んだ挑戦的な研究開発プログラムをプロデュースするプログラム・マネージャー(PM)に必要とされる能力を育成し、活躍を推進することを目的とした研修です。
第1ステージでは、1年間かけて、様々な講義や演習、研究開発プログら党の提案を作成いただきます。第2ステージは、1から2年をかけて、提案したプログラムの実施によるマネジメントの実践をいただきます。第2ステージは選抜された方のみが参加でき、JSTから予算が交付されます。
▼PM育成・活躍推進プログラムの流れ(出典:JSTのプログラム募集要領より)
2019年度の研修カリキュラムでは、以下のような研修を受講できます。
このカリキュラムの中で、プログラムデザインと組織マネジメントを担当させていただいております。今回はプログラムデザインを以下のような内容で実施させていただきました。この内容は、慶應義塾大学大学院SDMの活動を基本に構成されており、昨年度までは現在マサチューセッツ工科大学(MIT)に行かれておいでのSDMの当麻教授が実施されておいででした。
2019年10月から始まったこのプログラムにご参加の皆さんは、まさにご自身のテーマを検討いただく時期ですので、テーマの目的やテーマに関係するステークホルダーさらにテーマのビジネス化のアイディア出しを実施いただきました。全員のテーマは検討できませんが、チームの代表者の方のテーマについて、4チームで4テーマを検討いただきました。テーマが少しずつ具体化されて、活発な議論が行われました。
▼実施させていただいた手法(赤で囲った手法を実施いただきました)
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