毎年実施させていただいておりました選抜者を対象とした新規事業戦略の立案研修が、新型コロナ禍で中止となりました。その研修を実施事務局が頑張ってくださって、公募型で実施することになり、9月からオンラインで実施してまいりました。
参加者お一人お一人が、自ら新規事業を検討いただく形で進めてまいりました。さまざまな内容で完成度もさまざまでしたが、それはすぐにでも事業として立ち上げたほうが良いのではという事業アイデアも出て、とても良い取り組みになりました。残すは一橋大学の山下教授にご指導をいただく最終回の発表会を残すのみとなりました。
今回も、会社のメンバーだけで検討しているとどうしても発想が広がらない、独りよがりになりがちになるので、外部の先生に来ていただいて、ご指導をいただきました。本研修では、九州大学の石丸准教授と九州のベンチャー育成を実施しておいでの内保氏、大井氏、さらにより上位層を想定して実施しておりますセミナーには、慶應義塾大学大学院SDMの当麻教授と事業コンサルタントの河上氏にご指導をいただきました。このセミナーはもう一度計画があり、一橋大学の青島教授にご指導をいただく予定です。高いご見識をお持ちの皆さんからご意見をいただくことによって、皆さんの新規事業の幅が広がっていくことと思います。
今回は、新型コロナ禍の緊急対策での実施でしたが、このようなプログラムが準備されていることは新しい事業づくりを進めたい組織や社員の皆さんにとって、とても良いインフラになるのではないかと実感いたしました。実は、経団連のグリーンフォーラム、日本科学推進機構のPM育成・活躍推進プログラム、慶応義塾大学大学院SDMのプロジェクト・デザイン合宿研修、九州大学の地域政策デザインスクールなどで同様の活動は実施させていただいております。しかしこれらの講座では、新規事業の取り組みがオープンになりますので、ここには出しにくい。また費用の面もありますので、企業内で新規事業立ち上げに思いのある方が容易に参加できるということにはならないかと思います。その意味では、企業内でのこのような取り組みはとても価値があると認識いたしております。
▼研修プログラム
▼経団連 グリーンフォーラム
▼日本科学推進機構のPM育成・活躍推進プログラム
▼慶応義塾大学大学院SDM プロジェクト・デザイン合宿研修
▼九州大学 地域政策デザインスクール
0コメント