インストラクションの要素

大学のプロジェクトマネジメントの講座で、コミュニケーションのお話をさせていただきました。
 聴く力、表現する力、関わる力の三つをバランスさせて、コミュニケーションを向上しましょうというお話をして、チームでの検討をいただきました。多くのチームで聴く力が強いが、表現する力があまり強くないという状況になり、表現する力をどう強化すべきかとの質問が多く出ました。
 聴く力がしっかりとあるのはとても良いことだと思います。一方で、就職活動や企業での活動に向けて、表現力の強化も必要ということで、インストラクションの要素についてお話をさせていただきました。
 インストラクションを行うための要素として、以下の4要素を身に付けたいものです。
(1)導入 (場のデザイン、研修のGPO、フレーミング)
(2)内容 (コンテンツ、構成、プレゼンテーション資料)
(3)伝え方(話し方、質疑応答、板書)
(4)態度 (振る舞い、服装・髪型、人間的魅力)
いずれも重要な要素ですが、実践しないとうまく向上できません。
「インストラクション研修」では、これらの要素を構成する知識とスキルを身に付けるために、実践していただき、多くの具体的なフィードバックを行うことで、インストラクション力を向上していただきます。

0コメント

  • 1000 / 1000