ケースセンターで、ケースメソッド研究会に参加して参りました。徳島文理大学の竹内伸一先生(元慶応義塾大学学院慶応ビジネススクール)が中心となられてケースセンターで実施されているもので、今回は2回目の参加でした。
今回は、ウーバーのケースで、青山大学大学院青山ビジネススクールの黒岩先生が議論をリードしてくださいました。立上げでは、竹内先生が今日、羽田空港からウーバーで来られた時のお話し、「シンイチさんですか?」とウーバーのハイヤーの運転手から声をかけられたそうです。声をかけた運転手の方は、年配のベテランのハイヤー運転手で、その声掛けに何とも言えない感じを受けられたそうですが、ハイヤーでタクシーと同じ値段ならば良いですね。
さらにウーバーイーツに実際に発注して、ドーナツを会場に届けていただき、届けてくださった方にも皆さんで質問をいたしました。
運転手の方、配達員の方質問責めにあって大変だったと思いますが、とても丁寧にお答えくださいました。ありがとうございました。
討議メンバーは、日本のタクシー会社社長として、どう迎え撃つかを議論しました。私は、ウーバーと一緒になってどんどん新しいビジネスをやったら良い派で発言しました。ほとんどの方は迎え撃つ派で発言をされました。5000台のタクシーと運転手を抱える社長として、当然なのかもしれませんが、自動運転が迫ってくる中、運転手も既存の車両も資産としての価値が減じていく中、皆さん不安を感じないのかなあとちょっと不思議でした。規制で守られる日本だから大丈夫でしょうか? いずれの立場だったとしても変化を先取りして、新しい価値を生み出していくように進めていきたいですね。
黒岩先生、素晴らしい企画と討議のファシリテーションありがとうございました。
後半のデブリーフィングでは、竹内先生が、久しぶりにケース討議を行ったけれど、やはり討議は良いね。とおっしゃっておいででした。
次回も楽しみです。
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