「ファシリテーション研修(NTTデータ)」を実施させていただきました (2018.03.29)

 NTTデータの品質保証部の皆様とファシリテーション研修を一日実施させていただきました。ご参加の皆様は、プロジェクトを実施するメンバーの皆様を全社的な立場から支援されており、プロジェクトで問題が発生した時には、実際にプロジェクトに入り込んで支援されることもおありです。プロジェクトで発生している問題の解決をプロジェクト・マネジャーやプロジェクト・メンバーの皆様と一体になって進めていく中で、ファシリテータとしての役割を担われることも多く、ファシリテーションのご経験もお持ちですが、今回は改めて、ファシリテーション・プロセスを確認し、その中で必要となる知識やスキルを整理したうえで、実際に発生している会議での問題をテーマに参加いただいた皆様が順にファシリテータになっていただき、ファシリテーションを実践いただきました。

  ファシリテーション・プロセスの主要なスキルである「場のデザイン・スキル」、「対人関係スキル」、「構造化のスキル」、「合意形成のスキル」を順にご説明をしながら、スキルごとに演習を行って、実感していただきながら、進めさせていただきました。各演習後の振り返りでも実践をされているので、本質を理解されたご発言をいただき、議論の深まりを感じられる研修でした。

  対人関係スキルでは、ハーマンモデルや交流分析などの人の行動特性に関わる分析ツールも活用しながら、同じような行動が好きな方に集まってもらったり、異なる方に集まってもらったりして、グループを作り、多様性への対処などもご経験いただきました。

  最後の総合演習では、さまざまに出た課題について、解決策の検討をいただきました。3グループあったのですが、重要であると選ばれた課題は共通する部分が多かったようです。部署ごとの運営の方法などは異なるとおっしゃっていましたが、部門全体としての課題の共有ができているということではないかとも感じました。

  ファシリテーションのスキルが、プロジェクトの現場で実践されることで、プロジェクトの成功確率が上がっていくことを期待してやみません。 

▼プロジェクトにおいてメンバーのモチベーションを向上するには


▼研修を実施させていただいた豊洲センタービルアネックスです


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