未来技術推進協会主催の「AI×IoT×ビッグデータ 全てがつながる新しい社会像 『Society5.0』」セミナーに参加させていただきました。
講演者は、日本経済団体連合会産業技術本部 主席主幹の小川尚子氏で、講演タイトルは「Society5.0の実現に向けた経団連の取り組み」です。経団連の公開資料に基づいて、以下のような内容のご説明をいただきました。
デジタルトランスフォーメーションで遅れを取る日本
諸外国のイノベーション政策
第5期科学技術基本計画 Society5.0
技術的背景 サイバーフィジカルシステム(CPS)
第4次産業革命の潮流の中で、我が国は「Society5.0」
政府の成長戦略との連携
Society5.0の世界 実現する社会のイメージ
Society5.0 for SDGs(あちこちで登場する図です。下のリンクの図を参照ください)
実現に向けた行動計画 官民プロジェクトの実行
6つの領域(都市、地方、モノ・コト・サービス、インフラ、サイバー空間、ヘルスケア)
実現に向けたロードマップ
など
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講演終了後のネットワーキングでは、未来技術推進協会の皆様とSDGsについてお話をさせていただきました。ほとんどの皆様が企業にお勤めされておいでで、就業後などの時間を活用して未来技術推進協会の活動に取り組まれておいでとのことでした。この組織は、一般社団法人で、2017年8月に設立された若い組織です。ご参加のメンバーも若手の方中心で構成されており、講演者の小川氏も、若手の方が中心で女性の割合が多く、通常の講演会では後ろから席が埋まり、前の席は空いていることが多いのに、席が前から埋まるのが素晴らしいとお話しされておいででした。これからの日本や世界を担っていく若手の皆様が積極的に活動されておいでなのを大変に頼もしく感じました。年配者も頑張っていきたいと思います。
SDGsに関しては、私もいくつか取り組んでいる大学や企業での新規事業検討の中で、今後意識して取り組んでいかないといけないテーマだと考えておりまして、未来技術推進協会の皆様とも協力して進めていけることを願っております。
▼未来技術推進協会のセミナー案内
▼Society 5.0の実現を通じたSDGs(持続可能な開発目標)の達成をまとめた図(経団連)
この図を小川氏の周辺では「ポンデリング」と呼んでいるそうです。実はこの図を最初に見たときに全体が見えてわかりやすいけれど、例示されている部分がちょっと疑問だなあと感じました。小川氏のお話の中で、経団連会長に指示を受けて、短期間で書き上げた図で、楕円の中の記述はあくまで例で、フェイクで入れたとおっしゃっておいでだったので、なるほどそれならばと、納得いたしました。
■関連リンク
▼未来技術推進協会のwebページ
▼経団連の企業行動憲章 ~Society 5.0の実現を通じたSDGs(持続可能な開発目標)の達成~のwebページ
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