~ファシリテーション・プロジェクトマネジメント~
九州大学を中心に実施されている「地域政策デザイナー養成講座」も今年で、9期目となります。5月12-13日の志賀島国民休暇村での合宿を皮切りに、今年の取り組みが始まりました。 今年のテーマは、「九州の自立と成長戦略 ~イノベーションを引き起こす規制改革~ 」です。新しい産業を生み出し、世界をリードするイノベーション拠点を作るにはどうすればよいか。について、仮想の統治機構「九州政府」を想定して、九州独自の政策やルールを考えていきます。
▼本年度パネリストの紹介
▼講座の概要
私の担当部分である「ファシリテーション、プロジェクトマネジメント」では、午前の部で、5つのテーマのどれに取り組んでいくか。そのためのチームをどのように構成するかについて、効き脳診断モデルを活用した自己認識と相互認識、チーム作りの考え方をご説明しながら、進めさせていただきました。
▼2018年度の5つのテーマ
この講座に参加される前から、どのテーマを選ぶかを検討していただきましたが、初回の講座でテーマごとにチームを構成します。初日の谷口先生や石丸先生のご講義、さらに原口さんが実施されたワールドカフェなどを通じて検討をいただきました。
私の回では、アイスブレークである「握手で自己紹介」を通じて、紹介数の多かった方を仮のリーダとして、この仮のリーダのもとに集まっていただき、チームを形成しました。このチームで、効き脳診断でのチーム構成分析、テーマごとの目的を検討いただき、壁面に張り出して、昼の時間に全体を見ていただきました。例年は会場の外の庭でやるのですが、今年は雨が降っており、残念ながら、室内での実施となりました。
午後は、検討を進めていくためのプロジェクトの進め方をご説明しながら、ステークホルダー分析、WBS(ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー)の策定などを行っていただきながら、テーマの理解を深めていただきました。途中、チームの移動も可能として、テーマの選定に納得いただきながら、進めさせていただきました。
参加者の皆さんのこれからの検討が社会に大きな価値を生み出すことを願っております。
■関連リンク
・地域政策デザイナー養成講座の2018年度の募集案内
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