横浜市は、「SDGs未来都市」に選定され、「ヨコハマSDGsデザインセンター」の設立を進めておいでです。「ヨコハマSDGsデザインセンター」は、「環境」「経済」「社会」の課題を同時解決する横浜型「大都市モデル」を創出するために創設された仕組みで、正式には、2019年4月にオープンとのことです。
今回のフォーラムは、この組織の方向性や取組等を広く発信するものでした。
▼ヨコハマSDGsデザインセンターのwebページ
最初にセンター長の信時正人氏から、「ヨコハマSDGsデザインセンター」の紹介がありました。都市の新しい価値を生み出す仕組みを市民とともに創出することが役割であるとお話しされておいででした。
詳しくは、上記「ヨコハマSDGsデザインセンターのwebページ」のパンフレットをご覧ください。
続いて、国連環境計画・金融イニシアチブ 特別顧問 末吉 竹二郎 氏より、『SDGsが動かす21世紀、横浜への提言』と題した基調講演がありました。「SDGsとは」の基本からグローバルの動き、横浜市への期待を率直にお話いただきました。
そして、小林横浜市副市長からのごあいさつの後に、大学、NPO法人、企業、環境ジャーナリスト、マスコミ、銀行と様々な分野の方のパネルディスカッションが信時センター長のコーディネートで実施されました。参加者には、パネラーの方からの、木で作られたSDGsバッチ、ウッドストロー、リサイクルで作られた食品バックを配布いただきました。
「ヨコハマSDGsデザインセンター」は、横浜市温暖化対策統括本部の中にできる形だが、SDGsは環境問題だけでなく、もっと広い範囲で考えていかないといけないねというお話も出ておりました。
最後は、参加者全員で写真撮影をして、30分間の名刺交換会で終了となりました。
私は、現在は横浜市の日吉にある慶應義塾大学大学院SDMで非常勤講師をさせていただいております。ここでは、毎年実施しております「プロジェクトデザイン合宿研修」に横浜市から毎回ご参加いただいております。さらに以前は港北区の綱島や佐江戸のパナソニックに勤めていましたので、横浜市にはとても親近感が沸きます(名前も「濱」ですし)。今後もぜひパートナー企業として、横浜市様の活動に参画していければと考えております。
▼パネルディスカッション『連携による"ヨコハマSDGsモデル"創出への期待』のパネラーの皆様(パネルの最初のお話の順)
・慶應義塾大学 環境情報学部 工学博士 教授 厳 網林 氏
・NPO法人森ノオト 理事長 北原 まどか 氏
・ウッドストロープロジェクト 環境ジャーナリスト 竹田 有里 氏
・イケア・ジャパン株式会社 IKEA港北 ストアマネージャー 野山 和美 氏
・株式会社フジテレビジョン 報道局 社会部 社会デスク 大塚 隆広 氏
・株式会社 三井住友銀行 成長産業クラスターユニット長 西村 克俊 氏
▼いただいたウッドストローなど
▼会場の様子、横浜市の取り組みのパネル
0コメント