この講座は、九州大学産学連携セミナーの一つとして実施されており、今年で10年目を迎えます。例年は、初回の講座で、チーム作り、ファシリテーション、プロジェクトマネジメントを実施させていただいておりましたが、本年度は、ちょうど中間の時期に最終のプレゼンテーションに向けたプレゼンテーションの講座を実施させていただきました。
プレゼンテーションに必要な要素をまとめた6W1Hのフレームに基づいて、ご説明を行ったうえで、今回は短時間で感動を伝えるプレゼンテーションとして、「スキット」を実践いただきました。今回の地域政策デザインの取り組みは、九州の5つの地方自治体のご協力をいただき、地方自治体から1名ずつの協力者が入られて、5名程度の受講の皆さんで構成するチームと協力して検討を進めておいでです。今回のスキットでは3分間程度の短い時間の中で、各地方自治体が抱える課題をクリアにしたうえで、その課題をこのチームではこんな風に解決できるのだというストーリを演じていただきました。
皆さん、検討半ばの段階ですので、解決策に関してはまだまだ検討が必要な状況ではありますが、様々に悩みながら、現状を把握して、課題認識をクリアにしていく段階で、スキットを構成してみると、チームの仮説のどこに弱い部分があり、検討や検証を行っていかないといけないかが、見えてきたご様子でした。
11月の最終発表に向けて、課題認識を深め、より良い解決策を創造して、九州の地方自治体の未来に向けた提言とその実践をいただけることを願っております。
▼九州大学「地域政策デザイナー養成講座」
本年度のテーマは、「持続可能な地域に資する政策デザインの実践」~新しい社会のかたちです。
▼今回の講座のフレーム(プレゼンテーション)
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