コンフリクトが生じた際に人間はどうしても怒りや絶望といった感情や悩みを持ってしまいます。そのような場合に感情のままに行動してしまうとコンフリクトを解消することができません。そんな時、臨床心理学者のアルバート・エリスが提唱した「論理療法」を活用することも一つの解決策です。
アルバート・エリスは、論理療法において、「人間は目で見る世界に住んでいるのではなく、目で見える世界をどう受け取っているか。その受け取り方の世界に住んでいる」と言っています。 このような感情や悩み(C:Consequence)は、きっかけになる出来事(A:Activating event)によって引き起こされるのではなく、きっかけとなる出来事に対する人の受け取り方(B:Belief)によって引き起こされると考えます。これを「ABC理論」と言います。
受け取り方がおかしい場合(Irrational Belief:イラショナル・ビリーフ)ネガティブな感情や行動を引き起こしやすく、まともな受け取り方をすれば(Rational Belief:ラショナル・ビリーフ)ポジティブな感情や行動を引き起こしやすくなります。
(この続きは、saisei-Cのwebページ、プログラムマネジメント 4.コンフリクトの解消法をご覧ください。)
0コメント