新しい事業検討をしていると、思わぬチャンスに巡り合うことがあります。新しい事業関連の調査をしていたら、偶然に知り合いが関連の仕事をしていた。知りたいと思っていた情報が日ごろから見ていた雑誌で偶然に特集していた。いずれも偶然なのですが、少し考えてみる必要があります。
いずれのケースも自分が知りたいと思っているから、その情報が目に入ってきたとも考えられます。特に意識していなければ、見逃したかもしれないのですが、ほしいという気持ちがあるから、情報が「ホラここにあるよ」とささやいてくれるのではないかと思います。買い物などでもそうですよね。こういうものがほしいと思っていると結構見つかるものです。意識していなければ、気づかないような展示の中から、なぜか私ですと訴えてくれるものです。
このように運良く発見することを「セレンディピティー」と言います。偶然は備えのある心にしか恵まれない。キャリアカウンセリングの世界では、「プランド・ハプンスタンス理論」と言います。5つのスキル「好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険心」を使って、積極的に行動を起こしていると偶然のチャンスが駆け寄ってきてくれる。チャンスを生かすには自らの意識や行動が重要だということですね。
(「セレンディピティ―」と「プランド・パプンスタンス理論」の説明は、saisei-cのwebページ プログラムマネジメント 「チャンスを生かす(セレンディピティ―)」をご覧ください)
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